勝てば天国、負ければ地獄となった仙台での「10.10」決戦。どちらのチームにもCS出場がかかった運命の一戦はロッテに軍配が上がった。楽天は地元ファンの前で無念の完封負け。最後の最後に力尽きた。 写真=井沢雄一郎 
最終戦セレモニーを終えてベンチへ戻る石井監督。3年契約を終えて退任
運命の最終決戦
両リーグを通じての今季最終戦は大一番となった。楽天の本拠地・楽天モバイルで行われた楽天対ロッテの戦いは、降り続く雨の影響で30分遅れで始まった。
前日の試合で2位の
ソフトバンクが
オリックスに敗れたため、ロッテは勝てば1毛差で2位となり、クライマックスシリーズ(CS)のファーストステージを本拠地で戦うことができる。引き分けなら3位、負ければ4位の天国と地獄。一方の楽天はCSに進むためには勝つしか道はなく、どちらも欲しいのは勝利のみだった。ソフトバンクは、すでに3日前の楽天戦を延長12回で引き分けたことによってCSへの出場権は確保していたが、オリックスに敗れたことで2位を確定できず、楽天勝利を願いながらの結果待ちとなった・・・
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