2023年シーズンは誰もなしえないことをやり続けた。その結果がMLB史上初の満票で2度目のMVP受賞となった。ワールド・シリーズで活躍した選手たちを抑えての栄冠。ケガで9月途中から戦列を離れたものの、圧倒的パフォーマンスを見せたシーズンだった。 文責=メジャーリーグ編集部 写真=Getty Images MVP受賞を決めて、一緒に結果を見守った子犬とにっこり
【投球成績】2023年_23試合10勝5敗、132回167振、防御率3.14 【打撃成績】2023年_135試合151安44本95点20盗、打率.304、OPS1.066 心配は杞憂に終わった。蓋(ふた)を開けてみれば、予想されたとおり、1位票30の満票だった。日米の関係者、ファンも獲得するのはほぼ確実だと思っていた。ただ打者としてケガで戦列を離れ135試合の出場にとどまった。9月は3試合のみの出場しかなかったことがどう影響するか、だった。
「去年もちろん獲りたかったですけど、今年もセミエン選手もワールド・シリーズ優勝したように素晴らしい年だったと思うので、それに負けないぐらいのシーズンにしたいなと。こうやって(MVP)獲れて特別なことだと思う」
MLBネットワークチャンネルのMVP表彰番組にリモート出演した
大谷翔平。最終候補の3人に残り、この番組にマーカス・セミエン(レンジャーズ)とともに出演した。ア・リーグの最終候補にはレンジャーズを初の世界一に導いたセミエンと遊撃手でリーグ2位の打率.327の好成績を残した・・・
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