現地時間3月30日、ドジャースの山本由伸がロサンゼルス・デビューを飾った。本拠地ドジャー・スタジアムのカージナルス戦に先発登板。大きな声援を背に受けながら5回2安打無失点の好投。途中、雨での中断もあったが集中力を切らさなかった。チームは先制するも、逆転され延長10回、5対6で敗戦。メジャー初勝利は次回登板に持ち越しとなった。 写真=Getty Images 
初回から3者連続三振の快投。スミス捕手の構えたミットに吸い込まれ、何度もスミスがうなずくほどだった
日本と同じことをする
オリックス時代の無双状態と同じ投球を披露した。テンポよく、コントロールよく打者を追い込んでいった。韓国シリーズでの3月21日、メジャー・デビュー戦は1回5失点で降板。その雪辱を果たした。
「日本で登板してきたときと本当にこう同じことをやろうと。本当にいいピッチングできるときの自分の気持ちとか。そういったところを再確認して、落ち着いていきました」
アメリカに戻り、本拠地ドジャー・スタジアムでのデビュー戦でもあった。多くのドジャースファンの前でのお披露目式で、快投を見せたのだ。立ち上がりから150キロ台中盤の真っすぐが、スミス捕手の構えたミットに吸い込まれる。カーブ、フォークが低めに決まり、バットが空を切り3者連続三振に斬って取った。
その裏、味方打線は
ベッツ、
大谷翔平、
フリーマンと・・・
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