超新星とも言える活躍だった序盤戦。一転して苦しんだ時期を経て、その輝きはより一層強まっている。日々取り組み、身に付けた対応力で星たちの中心へ歩みを進める。 写真=佐藤真一、BBM 
一軍復帰後はふたたび目の覚めるような打撃を見せている[写真=佐藤真一]
黄金ルーキーの名に恥じず
転んだままでは終わらない。やはり、並みのルーキーではなかった。4週間あまりのファームでの再調整を経て、6月11日に再び一軍の舞台へと帰ってきた
度会隆輝は、そこから6試合続けて適時打を放ち、球団の新人記録を64年ぶりに塗り替える6試合連続打点をマークしてみせた。
「打撃に関して、やっぱりチャンスで打てましたし、しっかりと自分の思い描いたとおりの打撃ができた。記録を更新できた、自分が初めての記録をつくれたのはとてもうれしいですし、とても光栄なこと。プロ野球界のビッグな方と並べるのであればすごくうれしいし、いずれはそういったプロ野球界を代表する選手になりたいと思って、もちろんどの選手もやっていると思うので、そうなれるように頑張りたい」
11日の
ロッテ戦(ZOZOマリン)に一軍昇格即九番・右翼で先発出場すると、二回無死二、三塁で迎えた第1打席、
小島和哉の高めへの直球に肘をたたんで巧みにさばき、右中間へとはじき返した。最後は三塁へ頭から滑り込み、プロ入り後初の三塁打を貴重な2点打で記録。
出身地の千葉県市川市からほど近い球場で、一軍復帰後いきなり結果を残し・・・
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