勝ち星も稼いでほしい。それ以上に先発としての在り方を示してほしいとチームから見込まれて移籍した経緯がある。ケガをしながらも、打たれながらも進化を目指しながらマウンドで36歳ベテラン右腕は腕を振り続ける。 写真=Getty Images 6月22日のホワイトソックス戦は3回まで丁寧な投球で無失点投球だった。それ以降に課題を残しただけに、次戦で3勝目を目指す
4回2/3 3失点4敗目も新しい握りを試しながらマウンドへ
期待されたような投球が見せられないもどかしさがある。これまでの野球人生のすべてをタイガースの若い投手に見せてほしい。ア・リーグ中地区のライバルであるツインズの右腕だった
前田健太。球団から熱望されて契約を結んだ。だが本来の軽やかな投球が続かない。それでも前田はマウンドに上がり続ける。
「時期とか関係なく。1試合だけだと気持ちは簡単に切り替えられますけど、2、3試合こういう試合があると、焦りはもちろんあります」
現地時間5月31日のレッドソックス戦で4回2/3を投げ8安打5失点で2敗目を喫した試合後に語った言葉だ。だが、この試合のあとも・・・
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