後半戦はエースとしてチームをけん引する自覚は十分だ。今キャンプ中に右肩の張り、5月に右上腕に軽度の炎症が判明し、負傷者リスト入りしリハビリを続けてきた。ベンチからもどかしい気持ちを抑え、仲間の戦いを見続けてきた。ようやく本格復帰が見えてきた。 写真=Getty Images 
格下の1Aの打者が相手ながらも、無安打無失点に抑えた。十分な手応えを感じたマウンドだった
マイナーに調整登板 2回2/3を無安打、6奪三振
長いリハビリを経て、ようやくマウンドに戻ってきた。メッツで右肩を痛めて60日間の負傷者リスト(IL)に入っている
千賀滉大が現地時間7月3日、傘下マイナーの1Aブルックリンの一員としてハドソンバレー戦にリハビリ登板した。
ニューヨーク近郊のリゾート地、コニーアイランド・ビーチ沿いに建つ球場には多くの観客が詰めかけ、「センガ」の名前が呼ばれると大きな歓声が上がった。2回2/3を無安打無失点、6奪三振と順調な回復を印象づけ「抑えようとか、打たれたら嫌だとかは考えず、今日やるべきことをやろうと思っていた。肩の不安はなくやれている。大きな事故なく無事に終えたことが一つ良かった」と息をついた。
エース級の働きが期待された今季は春季キャンプ中に右肩後部に張りが見つかり、ノースロー調整を余儀なくされた。最短で5月末の復帰が可能だったが・・・
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