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マイナビオールスターゲーム2024

「週ベ」新人編集部員の神宮球宴潜入記 選手もファンも垣根を越えて夢を打ち上げたオールスター

 

セ・パ両リーグのスター選手が競演する、マイナビオールスターゲーム。今年は7月23、24の両日にエスコンFと神宮球場で開催された。そこで、この春上京した中途入社2カ月の編集部員が第2戦に潜入。11年ぶりの球宴に沸く神宮球場、真夏の夢舞台の模様を取材した。
取材=相原礼以奈
第1、2戦の試合詳報はこちら【オールスターゲーム2024 REVIEW】

12球団のファンでにぎわう神宮球場。入場を前に期待も高まる[写真=桜井ひとし]


球宴ならではの「お祭り」感 本塁打競争に熱視線


 午後3時前、球場最寄りの外苑前駅(銀座線)に到着。構内の柱もオールスター仕様のラッピングで、おもてなしはばっちり。駅を一歩出れば、いろいろな球団のレプリカユニフォームを着たファンが、思い思いに球場を目指している。まさにお祭り、プロ野球ファンの宝石箱や! と気持ちが一気に高まってきた。

 午後の激しい日差しが注ぎ、蝉時雨の響く球場前。公式グッズ売り場には長蛇の列ができ、早い時間から混雑していた。ここで、せっかくなのでファンの方に、入場前の気持ちを聞いてみることに。

 東京都在住でヤクルトファンの20代男性は「しょっちゅう来ている場所での開催で、絶対来たいと思っていた。ヤクルトから出ている選手のプレーはもちろん、パ・リーグなど普段あまり見ない選手を見られるのも楽しみ」と雰囲気を満喫。

 神奈川県在住の日本ハムファンの40代女性は、オールスター観戦は2回目と言い、「チームの垣根を越えて、みんなが楽しそうに野球をしている姿が見られるのが魅力。全力プレー、誰かがホームランを打ってくれるのに期待」とほほ笑む。

 ともに神奈川県から訪れたソフトバンクファンの40代男性(福岡県生まれ)は・・・

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