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振り返れば“キセキの世代”!? 侍ジャパンU-18代表の足跡

 

9月2〜8日にチャイニーズ・タイペイで開かれた第13回BFA U18アジア選手権では、18人の日本代表選手たちが個々の技術力とチームワークを発揮して躍動した。かつて侍ジャパンU-18代表として戦い、現在は日本球界を代表する立場となっている選手も多い。「フル代表」の編成となった2011年以降を中心に、その戦いの足跡を振り返る。
文=相原礼以奈

2012年の侍ジャパンU-18代表でともにプレーした大谷翔平藤浪晋太郎ら[写真=田中慎一郎]


【Topic.1】U-18代表参加の形の変遷


 U18アジア選手権は1994年から開催。日本は2005年の第6回大会まで、夏の甲子園の優秀選手を軸としたチームで参加した。しかし07年の第7回大会で、使用バットが金属から木製に変更。この決定が日本には事後報告であったことから、チームを派遣していた日本高野連は同大会への参加を見送った。代わって、日本野球連盟傘下の企業、クラブなどの18歳以下の選手によるチームが参加した。

 その後、日程の関係による不参加を経て、久しぶりに参加したのが11年。この年から、甲子園不出場の選手も含めて選考する「フル代表」の形をとっている。

 11年の代表メンバーは木製バットへの順応に加え・・・

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