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2024クライマックスシリーズ

<CS個人成績ランキング>2007年以降のクライマックスシリーズで活躍した選手の記録を探る

 

2007年に始まったクライマックスシリーズ(CS)の試合に限定した個人成績のランキングをお見せしよう。昨年(2023年)のCS終了時点で、ファーストステージとファイナルステージは合算している。なお、選手の所属はCSに出場した最終(最新)時点のものである。


【登板】

【勝利】

【防御率】(投球回30以上)

 勝利数1位は中田賢一で、中日時代に4勝、ソフトバンク時代に2勝の計6勝はCS史上最多。CS通算防御率は4.10なので勝つときは援護に恵まれ、勝てないときは自責点が多かったとも言える。

 防御率1位は日本ハム時代のダルビッシュ有で、2007年のロッテとのセカンドステージは2試合で15回2/3を投げ、自責点はわずかに3。翌08年はオリックスとのファーストステージ第1戦で1失点完投勝利のあと、西武とのセカンドステージ第2戦で完封。11年の西武とのファーストステージ第1戦も7回1失点と、ポストシーズンに強かった。

【奪三振】

【セーブ】

【ホールド】

 奪三振1位は千賀滉大(ソフトバンク)で、15年から22年にかけて12試合に登板し、69回1/3で84奪三振と圧倒的。防御率1.82も歴代9位に入った。

【試合】

【打率】(打数50以上)

【本塁打】

 打者に目を移すとCS出場数が多いソフトバンク、巨人、中日勢の名前が目立つ。表にはないが、打席数の最多は坂本勇人(巨人)の220で、2位の松田宣浩(ソフトバンク)の207に13の差をつけた。打率トップは10〜12年の3年間で17試合に出場し、60打数23安打だった大島洋平(中日)の.383。


【打点】

【盗塁】

【犠打】

 本塁打は内川聖一(本塁打はすべてソフトバンク時代)が唯一の10本台だが、今年もファイナルステージから出場する現役の柳田悠岐(ソフトバンク)が1本を打てば、トップタイに並ぶ。そうなるとCS史の「2冠王」となるが、果たして?
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