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SMBC 日本シリーズ 2024 戦力分析&展望

ソフトバンクが真価を見せる 奇をてらう必要はなしもポイントはセ本拠地での戦い/日本シリーズ戦力分析&展望

 

2024年のクライマックスシリーズはソフトバンクがファイナルステージで日本ハムを一蹴し、日本シリーズ進出が決定。セ・リーグはリーグ3位のDeNAが3連勝したものの、巨人が連勝で巻き返して10月20日時点でアドバンテージの1勝を含め3勝3敗のイーブンとなっている(21日、DeNAが巨人に勝利し日本シリーズ進出が決定した)。4年ぶりの日本一を目指すソフトバンクは、一気に頂点まで駆け上がることができるのか。

4年ぶりの日本一へ、指揮官は言った。「4つ勝てばいい」――。多少の懸念点はあるものの、役者はそろっている。投打がかみ合えば、相手がどこだろうが関係はない。
※情報は10月20日現在
写真=BBM

CSのいい流れのまま日本シリーズへ。今度は福岡のファンの前で胴上げを見せたいところだ


【経歴】
日本一11度/1959、64、99、2003、11、14〜15、17〜20
【今季成績】
パ・リーグ優勝/91勝49敗3分け、勝率.650、607得点、390失点、打率.259、114本塁打、89盗塁、防御率2.53

 視界は良好だ。負けなしで日本ハムとのクライマックスシリーズ(CS)を突破したことで、最終決戦に向けての方向性もはっきりした。91勝を挙げて2位・日本ハムに13.5ゲーム差と独走したレギュラーシーズンの中で、チームが確立してきた“自分たちの野球”。投打ともに基盤はしっかりと築かれており、交流戦以外では相対することのないセ・リーグのチームが相手だからと言って、奇をてらう必要はない。

 CSを経て、打線の爆発力は増している。レギュラーシーズンでも12球団トップの・・・

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