第97回選抜高校野球大会は3月18日から13日間、阪神甲子園球場で行われる(準々決勝、準決勝翌日の休養日各1日を含む。雨天順延)。出場32校が選出される選考委員会は1月24日、大阪市内で行われる。昨春から新基準の金属バットへと完全移行され、野球が変わったと言われる。各校とも対応に追われ、2025年も真剣勝負から目が離せない。 取材・文=小中翔太 
写真は24年のセンバツ開会式。3月18日には出場32校が甲子園球場に集結する[写真=田中慎一郎]
21世紀枠は2校選出
センバツ選考委員会は2025年1月24日に行われる。24年、出場枠の見直しが行われ、「東北2→3」「東海2→3」となった。23年まで中国・四国の「5」(残り1枠は両地区で比較)は中国2、四国2へ。01年に導入された21世紀枠は「3→2」となり、24年12月13日に9地区からの推薦校が発表された。1月24日の当日は東西を問わずに、2校が選出されることとなっている。
一般選考枠で注目されるのは、九州地区である。一般選考枠は4枠で、例年であれば前年秋の九州大会4強ですんなりと決まるが、25年は議論が予想される。西日本短大付が沖縄尚学との準決勝で6回
コールド敗退(1対11)。8強進出校との比較検討で、福岡1位の実績がある西日本短大付は不問に終わるが、逆転現象が巻き起こるのか、目が離せない。
東北、東海の3校目も、選考委員の間で意見が飛び交いそうである。
また・・・
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