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廣岡達朗連載「やれ」と言える信念

廣岡達朗コラム「昔はイレギュラーを捕って一人前と認められた。ファンの叱咤激励こそが選手を突き動かす」

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現役[巨人]時代の筆者のフィールディング[写真=BBM]


私が監督なら即刻交代


 もう見ていられない。昔はプロ野球でエラーを見るのは珍しかった。今の野球は違う。いつでもエラーを見ることができる。これはプロ野球ではない。

 4月13日の広島vs巨人戦(マツダ広島)では1対1の5回二死二塁から小園海斗の中前打を中堅のエリエ・ヘルナンデスが後逸。二走の生還を許すばかりか打者走者までダイヤモンドを一周させてしまった。

 私が監督なら即刻交代させていた。実際にヤクルト監督時代にチャーリー・マニエルの緩慢なプレーに我慢がならず、試合途中に右翼から引き揚げさせたことがある。しかし阿部慎之助監督は動かなかった。

 ヘルナンデスの後逸は私から見れば当たり前の結果だ。というのは日本に来る外国人には欠点があるからメジャー・リーグから放出される。この前提を理解しておく必要がある。

 助っ人だからと頼りにしていたら勝てない。外国人同士は球団を超えて裏でつながっている。そこでは・・・

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