
日本は3大会連続21度目の優勝。主将の松下は最高殊勲選手賞を受賞し、東京六大学で慣れ親しんだ神宮の杜を舞った[写真=矢野寿明]
第45回日米大学野球選手権大会が北海道、新潟、東京で5試合行われ、日本代表が3大会連続21度目の優勝を決めた。初開催となったエスコンフィールドHOKKAIDOで2連勝して王手をかけると、HARD OFF ECO スタジアム新潟での第3戦を制し、2試合を残して優勝を決めた。開幕3連勝での優勝は2005年の第34回大会以来の快挙。この日は幕切れ後の歓喜や胴上げはなかった。昨年に続き、侍ジャパン大学代表を指揮する堀井哲也監督(慶大監督)は「5試合目までしっかり戦いましょうということです」と明かし「残り2試合も相手に敬意を表して全力でプレーします」と気を引き締めた。主将の
松下歩叶(法大4年・桐蔭学園高)も「5戦全勝での3連覇を目指してきた。残り2勝して完全優勝したいです」と浮かれる様子は一切なかった。
新潟での第4戦を1点差で逃げ切り、神宮での第5戦は逆転勝利を収めた。5戦全勝での優勝は1999年の第28回大会、04年の第33回大会に続いて3度目(いずれも日本開催)。投手陣、野手陣とも代表メンバー26人が持ち味を発揮した。堀井監督は「それぞれが役割を果たした価値ある優勝」と喜びを口にし、神宮の杜を舞った。不動の一番・三塁として打率.318、1本塁打5打点の主将・松下は最高殊勲選手賞。「5連勝で優勝できたことのほうがうれしい。最高で、最強のチームだと思います」とチームリーダーらしく語った。大学日本代表は8月31日、U-18W杯を控えた高校日本代表(U-18代表)との壮行試合(沖縄)で胸を貸す。日本学生野球としての「お手本」を示していく。
▽試合結果 ◆第1戦 7月8日(エスコンフィールドHOKKAIDO)
日本 6-1 アメリカ
◆第2戦 同9日(エスコンフィールドHOKKAIDO)
日本 8-1 アメリカ
◆第3戦 同11日(HARD OFF ECO スタジアム新潟)
日本 2-0 アメリカ
◆第4戦 同12日(HARD OFF ECO スタジアム新潟)
日本 6-5 アメリカ
◆第5戦 同13日(神宮)
日本 6-5 アメリカ
※日本は3大会連続21度目の優勝
▽個人賞 ▼最高殊勲選手賞 松下歩叶(法大)
▼敢闘賞 クリス・レンバート
▼首位打者賞 秋山俊(中京大)14打数6安打、打率.429
▼優秀投手賞 毛利海大(明大)3試合、7回無失点、防御率0.00