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藤浪晋太郎がDeNA入団会見 逆転優勝を信じて期限間際の大型補強「その一つのピースになる」

 

セ・リーグは阪神の独走状態になりつつあるが、昨年、日本シリーズを制したDeNAが7月31日の登録期限を前に続々と大型補強を敢行。7月16日に契約した藤浪晋太郎が同18日に入団会見を行った。逆転優勝を信じ、横浜のために腕を振るう。

時折、笑顔を交えつつ入団会見に挑んだ藤浪。マリナーズ傘下退団後は所属事務所の施設でトレーニングを行い、しっかり投げ込んでいたという


「ベイスターズはまだまだ優勝を狙える位置にいると思いますし、球団の方とお話をさせていただく中で、『まだまだ優勝はあきらめていない。本気で逆転優勝を狙っている』という言葉をいただいたので、少しでも貢献できるように、本気で優勝を目指して、その一つのピースになれるように頑張っていきたいと思います」

 6月にマリナーズ傘下3Aタコマを退団し、DeNAと契約した藤浪晋太郎が、7月18日、横浜市内の球団事務所で入団会見を行った。DeNAは春先から投手、特に外国人選手を中心に補強候補を探っていたが、もともとリストに入っていた藤浪が自由契約になったことで接触。藤浪も「オファーをいただいた中で、いちばん熱を持って、『藤浪晋太郎』という選手が必要だという言葉をたくさんいただいたので、その情熱に応えたい」と入団の決め手を語った。

 DeNAは現在、クローザーを務めていた入江大生、セットアッパーのローワン・ウィックという勝ちパターンの二人が離脱中。萩原龍大チーム統括本部長は「先発もリリーフもこなせる選手。現在、いろいろなポジションが足りていないので、基本は長く投げてほしいが、状況に応じていろいろな役割をこなせるので、どこでも投げてほしい」と話し、藤浪も「長いイニングでも、短いイニングでもできると思っているので、チームに貢献したいという思いが一番強いですし、チームの事情によって両方できればと思っています」と、先発でもリリーフでもいとわない姿勢を示した。

 また、古巣・阪神との対戦について問われると、「やっぱり楽しみです。3年前まで味方で頼もしいなと思っていた選手が敵になるわけですが、それはそれで楽しみですし、もちろん全力で抑えにいきたいなと思います。甲子園で投げることは、個人としてもすごく楽しみです。ブーイングだけされなければいいな、くらいに思っています」と、藤浪らしく笑いも交えて語った。対戦したい打者には佐藤輝明を指名し、「リーグで今、おそらく一番のバッターですし、魅力的なバッター。秘策は特にないですが、余裕があれば力勝負できればと思っています」と話した。

 7月19日には元中日ダヤン・ビシエドとの契約も発表したDeNA。冒頭の言葉どおり、チームも選手もまだまだ優勝をあきらめていない。すでに阪神が独走状態に入りつつある中、藤浪が古巣の尻尾を捕まえにいく。

DeNAのユニフォームに袖を通した藤浪。背番号「27」を着け、リーグ制覇へ全力で腕を振るう


PROFILE
ふじなみ・しんたろう●1994年4月12日生まれ。197cm98kg。大阪府出身。[甲]大阪桐蔭高-阪神13[1]-アスレチックス23-オリオールズ23途-メッツ24-マリナーズ25-DeNA25途=11年。
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