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長嶋茂雄 お別れの会 ミスターは永久――「多くの皆さんに慕われ、憧れられ、本当に太陽のような人でした」(王貞治)

 

会見の最後に選手・コーチ・スタッフ総勢53人が労いに駆けつけた[写真=代表撮影]


2025.11.21 @東京ドーム

 ミスターとの最後の別れを惜しんだ。11月21日、東京ドームで「ミスタージャイアンツ 長嶋茂雄 お別れの会」が開催。午前10時30分から行われた「関係者の部」にはOBをはじめとする巨人球団、球界の枠を超え、スポーツ界、政界や芸能界など各界から約2800人が参列した。

 東京ドームの巨大なバックスクリーンの手前には横49メートル、奥行き10メートル、高さ3.2メートルという国内最大級の祭壇が設けられ、同心円状に広がる形状は「太陽」を表現。中心部はミスターの代名詞「3」にちなみ3万3333本の花で装飾され、まさに人々を明るく照らした天真爛漫でポジティブなキャラクターを象徴する華のあるものとなった。

 愛弟子・松井秀喜氏、生前から親交の深かった北大路欣也氏がお別れの言葉を語り掛け、高市早苗首相、ドジャース・大谷翔平イチロー氏からビデオメッセージが寄せられたが、まず登壇したのは現役時代に長嶋氏との「ONコンビ」で黄金時代を築き上げた盟友・王貞治ソフトバンク会長だった。

「長嶋さん、お元気ですか。この言葉が不謹慎であることは十分、承知しております。でも、この長嶋さんの笑顔を見て、ほかに言葉はありません。私は16年間、一緒にプレーをさせていただき、常にそばで見せていただきました。私ほど幸せな男はいないと、自分の心の中で強く思っております。多くの皆さんに慕われ、憧れられ、本当に太陽のような人でした」

 そして最後に、「長嶋さんは引退のときに巨人軍は永久に不滅ですという名言をはかれましたが、今私はここで、『長嶋茂雄さんは永久です』と、多くの皆さんが思っている思いを代表してお伝えし、私のお別れの言葉とさせていただきます」と続け、多くの拍手に包まれた。

「関係者の部」に続いて行われた「一般の部」は、数多くのファンが早くから列を成していたこともあり、予定の午後3時より30分早く開場。午後7時過ぎの受け付け終了までに約2万2800人が訪れた。今なお変わらぬスーパースターの人気と存在感が感じられるものとなった。

 ミスターの記憶と残した功績は、「長嶋茂雄賞」の創設をはじめ球界全体が受け継ぎ、継承していくものになるだろう。長嶋茂雄は、いつまでも人々の心の中で生き続けていく。
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