
長野は選手たちの手で7度、宙に舞った[写真=桜井ひとし]
2025.11.23@東京ドーム 大トリは背番号7との別れだった。11月23日、東京ドームでの「ジャイアンツ・ファンフェスタ2025」、詰めかけた4万1113人のファンの前で、
長野久義の引退セレモニーが行われた。
最後まで“らしさ”全開だった。引退のあいさつは長野自身の希望により、異例のヒーローインタビュー形式に。用意されたお立ち台に上がって「最高です!」と声を張り上げ、最後に次の夢を問われると、「来年、阿部ジャイアンツが日本一になることが僕の夢。監督、よろしくお願いします!」と力強く口にした。
笑顔だけではない。続く花束贈呈では現役時代から兄貴分として慕ってきた
阿部慎之助監督の目に光るものがあり、最後に花束を渡した
坂本勇人は号泣。長野の目にも涙があふれた。誰からも慕われた長野の人柄あってのものだろう。
場内を一周してファンとの別れを惜しみ、記念撮影をしたあとに胴上げの流れになると、自身の前にMLB挑戦のためポスティング制度の申請をした
岡本和真を輪の中心にうながして、まず胴上げ。それから自らも背番号と同じ7度、宙に舞った。
あらためて来年3月のオープン戦で引退試合が行われることがアナウンスされたが、気遣いと優しさにあふれた“チョーさん”らしい、笑顔と涙が交錯する温かなセレモニーだった。
PROFILE ちょうの・ひさよし●1984年12月6日生まれ。180cm85kg。佐賀県出身。筑陽学園高-日大-Honda-
巨人10[1]-
広島19-巨人23=16年。