2025年週刊ベースボールの最終特集を飾るのは、日本人メジャーの動向である。どこよりも早く、26年のシーズン展望と去就予想を見ていこう。ドジャースは日本人メジャー3人の力で3連覇を成し遂げるか! それとも充実のシーズンを過ごし、チャンピオンの牙城を崩す日本人選手が出てくるのか! 注目である。 写真=Getty Images ※現地時間12月21日 【Part.2】はこちら 
ワールド・シリーズ2連覇に大きく貢献した3人の日本人メジャー[左から大谷、山本、佐々木]がシャンパンファイトで歓喜の笑顔
ドジャース・大谷翔平 本格二刀流で本塁打王&サイ・ヤング賞を狙う
【2025年成績】 打者:158試合172安55本102点20盗、打率.282、OPS1.014 投手:14試合1勝1敗、47イニング、62奪三振、防御率2.87、WHIP1.04 2026年は二刀流の本格復帰で、われわれの想像がつかないほどの記録をつくってくれるはずだ。24年は打者のみで、本塁打と盗塁で「50-50」を達成し、25年は二刀流復帰イヤーで本塁打と奪三振で「50-50」を記録。どちらもMLB史上初、前人未到の数字となった。
特に25年は6月から「二刀流」を復帰させた大谷翔平。リハビリを兼ねての実戦の中で14試合、47イニングを投げて62奪三振だけに、そのすごさが分かる。同時に打撃でも自己最多の55本塁打を放っているだけに、26年はそれ以上の期待をしてしまうのは当然だろう。
アメリカ・スポーツデータサイト「ファングラフス」の成績予測システムが、9勝&43本塁打、98打点で2冠を獲得という予想を出した。さて、本当にこのとおりに行くのだろうか。欲張りなファンの望みとしては「10-50-100」。2ケタ勝利以上、50本塁打&100打点以上という数字に期待してしまう。
普通に考えればとんでもない領域と言えるのだが、大谷であれば、もしかしたら達成するのではないか、という期待感がある。実際にわれわれの予測を超える結果を出してきた実績があるのだから、可能性はゼロではないだろう。
26年の先発ローテについて、デーブ・ロバーツ監督は「中6日になるかもしれないし、それ以上の間隔になるかもしれない」と従来の中4、5日の起用はしないという考えを示している。
そうなると、年間23〜25試合の先発登板となる。23試合となった場合には、23年のエンゼルス時代が当てはまる(トミー・ジョン手術のため8月24日以降登板なし)。同年は10勝5敗の成績を残した。8試合は勝敗が付かなかった。当時のエンゼルスは、ポストシーズンには出場できていないチーム。しかし、現在のドジャースはワールド・シリーズ連覇中で、しかもオフに通算253セーブを挙げているエドウィン・
ディアスを獲得。打線とリリーフの援護を、エンゼルス時代よりも多く受けられるはず。充実の戦力を踏まえれば、10勝以上は十分に到達できる数字だ。
多くのファンは、投手として本格復帰をした場合には、サイ・ヤング賞獲得を望むだろう。ライバルに
山本由伸がいるが、ここ最近の採点基準は、勝利数より投球内容が重視されることが多く、「本塁打王&サイ・ヤング賞」という異次元のタイトル獲得を、大谷ならやってのけそうな勢いがある。
その意味では・・・
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