
井端監督は大会連覇に向けて着々と歩みを進めている[写真=菅井真凜]
いよいよ3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の顔ぶれが出そろってきた。昨年12月26日に
大谷翔平、
菊池雄星といったMLB組をはじめとする8人が先行発表されていたが、1月16日に侍ジャパンの
井端弘和監督が新たに代表選手11人を発表。MLB組からは現在FAの
菅野智之が異例の選出となった。
2月14日からの宮崎合宿まで1カ月を切る中、「次に一気に全部というよりは、段階的に発表していったほうがすっきりする。早く決めたほうが『あとは野球をやるだけ』となるので、段階を踏む形になった」と井端監督は説明する。
先行発表の8人はすべて投手だったが、第2弾では捕手2人を含む投手以外の9人を選出。前回大会の優勝メンバーである
近藤健介、
周東佑京、
牧秀悟らが順当に選ばれた中、課題となっていた遊撃候補としてベテランの
源田壮亮がメンバー入りしたのは「守備力重視」を標榜する指揮官の野球観を示すものだろう。
本番では投手15人、捕手3人、野手12人(内野7人、外野5人)の構成を想定しており、残る11人の内訳は投手5人、捕手1人、野手5人となる。投手は内定しているドジャース・
山本由伸、メッツ・
千賀滉大にゴーサインが出るかがカギ。3人目の捕手は
ヤクルト・
中村悠平と
巨人・
岸田行倫の一騎打ちだろう。内野は三塁にブルージェイズ・
岡本和真、一塁にホワイトソックス・
村上宗隆が収まれば、二遊間が最後のポイント。
広島・
小園海斗がリードしている状況か。外野はカブス・
鈴木誠也、レッドソックス・
吉田正尚が加わる形が理想形だろう。2人の動向次第で、井端監督は
佐藤輝明の外野起用も視野に入れる。
ヤンキースのアーロン・ジャッジやパイレーツのポール・スキーンズなどが出場するアメリカ代表を筆頭に、各国が強力な布陣を整えつつある中で、「投手中心。優秀なピッチングスタッフがいる。過去の日本もそうだったし、日本のスタイルは変わらない」と指揮官が語る侍ジャパンの野球をベースとしながら、ライバルたちに勝るとも劣らないメンバーで立ち向かうことができるはずだ。(※情報は1月18日時点)
■2026WBC/侍ジャパン出場予定選手 背番号/選手名/所属
<投手>
1/
松井裕樹/パドレス
14/
伊藤大海/
日本ハム 15/
大勢/巨人
16/大谷翔平/ドジャース
17/菊池雄星/エンゼルス
19/菅野智之※/FA
26/
種市篤暉/
ロッテ 61/
平良海馬/
西武 66/
松本裕樹※/
ソフトバンク 69/
石井大智/
阪神 <捕手>
4/
若月健矢※/
オリックス 12/
坂本誠志郎※/阪神
<野手>
2/牧秀悟※/
DeNA 5/
牧原大成※/ソフトバンク
6/源田壮亮※/西武
7/佐藤輝明※/阪神
8/近藤健介※/ソフトバンク
20/周東佑京※/ソフトバンク
23/
森下翔太※/阪神
※は1月16日発表の選手 ■WBC2026/侍ジャパンの日程 1次ラウンド/東京ドーム
3月6日vs台湾
3月7日vs韓国
3月8日vsオーストラリア
3月10日vsチェコ
準々決勝ラウンド/ローンデポ・パーク(アメリカ)
3月14日vsプールD1位or2位
決勝ラウンド/ローンデポ・パーク(アメリカ)
3月15日or16日準決勝
3月17日決勝
※日付は現地時間 【WBC2026】侍ジャパン出場メンバー・注目選手・試合日程一覧・予想メンバー・予想スタメンなど