2月第3週から野手がキャンプイン。オープン戦が行われるなど、実戦形式が増えてきている。今季から海を渡った野手2人の活躍を取り上げる。 写真=Getty Images ブルージェイズ・岡本和真 守備で心をつかむ
ワンプレーで首脳陣の信頼を高めた。現地時間2月21日、ブルージェイズの岡本和真が、フィリーズとのオープン戦で六番・三塁で先発出場し、新天地での実戦デビューを飾った。2回の初打席では、右腕のウィルソンのカットボールをとらえきれず、平凡な遊ゴロ。続く4回の第2打席では、三ゴロに倒れ、デビュー戦は2打数無安打。
打撃でアピールできなかったが、守備で存在感を見せた。0対0で迎えた2回無死一塁で、三塁の前に転がったボテボテのゴロを猛チャージ。スムーズなランニングスローで、一塁の
ゲレーロ・ジュニアに送球し、間一髪のタイミングでアウトにした。シュナイダー監督は「グラブさばきがうまく、アスレチックなプレー」と華麗な動きを絶賛した。
この日は5回の守備から交代。試合後、岡本は「緊張しましたね。ポジショニングも確認しながらやってましたし、4イニングでしたけど、1試合分ぐらい神経使いました」とデビュー戦を振り返った。
ホワイトソックス・村上宗隆 パワーを見せた
どんな状況でも変わらないパフォーマンスを見せた。現地時間2月20日、ホワイトソックスの村上宗隆が、カブスとのオープン戦で四番・一塁で先発出場。
メジャー・デビュー戦となったこの日は、試合前にハプニングがあった。事故渋滞に巻き込まれ、球場到着が試合開始の約15分前。それでも慌てる様子は見せず、打席では落ち着きを保った。
4対1で迎えた2打席目の3回、右腕のシュルツが投げた高めぎりぎりの148キロシンカーをとらえると、糸を引くような打球がセンター前に。打球速度は、108.3マイル(約170キロ)とパワーを見せた。
続く第3打席では、4回一死満塁のチャンスで打席が回ってくる。中堅を守る
鈴木誠也の頭上を越える2点適時打を放ち、この日は4打数2安打、2打点。上々のメジャー・デビューを飾り、「ほっとしている。試合に出られたこと、しっかり打席でもスイングできたことがよかった」と笑顔を見せた。