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NEW FACE INTERVIEW

巨人・則本昂大インタビュー 先発投手の誇りと責任「先発は長いイニングを投げてリリーフの負担を減らすことを考えなければならない」

 

プロ14年目のシーズンを前に大きな決断を下した。2024年オフの田中将大に続き、またも楽天の“顔”の1人が伝統球団に加入。リリーフの経験を糧に再び上がる先発のマウンドで、日本一というチームの目標のために腕を振る。
取材・構成=杉浦多夢 写真=桜井ひとし、BBM
※情報は2月26日時点。年齢は2026年の満年齢


則本昂大[巨人/投手/36歳]


背番号「43」の意味


 この2年はリリーフとして腕を振ってきたものの、ルーキーイヤーから先発として6年連続を含む8度の2ケタ勝利をマークし、14年から5年連続で最多奪三振のタイトルを手にした通算120勝を誇るベテラン右腕は、先発ローテーションの立て直しが最大の課題であるチームにとってまたとない補強だ。新たな環境で、新鮮な背番号を背負い、プロ14年目のリスタートを切る。

──新天地での春季キャンプは順調に過ごしているように見えました。

則本 やりたいことはやれたのかなという感じですね。もちろんチームとしてのシステム的なところで違いは感じましたけど、練習に入ってしまえば特に困ったことはなかったので、うまくやれているのかなと思います。

──ジャイアンツのファンの声援はいかがでしたか。

則本 平日でも本当にたくさんの方に来ていただいていたので、すごくありがたいなというのと、プレッシャーではないですけど、たくさんのファンの方々がいるからこそ、変な姿は見せられないというか。どの球団にいても変わらないことではあるのですが、ジャイアンツのキャンプを過ごしていく中で、より一層、そう思うようになりましたね。

──宮崎キャンプの初日には田中将大選手と一番乗りでブルペンに入りました。また同じユニフォームに袖を通して、感慨深かったのではないですか。

則本 そこに関しては、キャンプに入ったときにはもう、そんなに特別なものはなかったんですけど、今年の田中さんは本当に状態がいいので、隣で投げているとこちらが力んだりしてしまって。田中さんの状態に引っ張られてしまったというのは確実にありました。もう逆に「目に入れないでおこう」と(笑)。自分に集中していないとペースが乱れてしまうくらい、田中さんの状態が良かったので、今年はどんなピッチングを見せてくれるのか、楽しみなところはありますね。

──キャンプを通してジャイアンツの一員になった実感が湧いたのでは。

則本 やっぱり伝統のある球団ですし、そのユニフォームを着ているというのはすごく光栄なことだと思います。でも、まだ本当の意味でジャイアンツの一員になれたわけではない。試合に勝って、チームに勝利を運ばないと、本当の一員になれたとは思わないので。シーズンに入って、初登板でしっかり初勝利を挙げることができるように準備したいと思いますし、そこで初めてジャイアンツのプレーヤーとしてスタートすることができるのかなと思っています。

──ただ、ジャイアンツのユニフォームは似合っているように感じました。

則本 どうですかね。今までがエンジというちょっと特殊な色だったので。学生のころは紺や黒がメインだったので、そこに関しては僕も違和感はないんですけど。あとは背番号の数字が大きいので・・・

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