3月5日のオーストラリア対台湾(東京ドーム)を皮切りに、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の熱戦がスタートした。連覇を目指す侍ジャパンは、台湾戦でコールド勝ち、韓国戦、オーストラリア戦で逆転勝利を収め好発進。プールC1位で準々決勝進出を決めた。日本中のファンの期待を背負いアメリカ決戦へ挑む。 取材・文=杉浦多夢 写真=高原由佳、兼村竜介、Getty Images 日本 13-0 台湾(7回コールド) 
2回、満塁本塁打を放った大谷を迎える日本ベンチ。チームに浸透した「お茶たてポーズ」のパフォーマンスもさく裂
“鬼門”だった初戦
指揮官が戦前に抱いていた唯一にして最大の懸念が「試合の入り」だった。その不安をプレーボールの直後に払しょくすると、連覇に向けたこれ以上ない号砲を背番号「16」が放ってみせた。
日本代表史上初のWBCに選手として出場した指揮官である
井端弘和監督は、自らの経験を踏まえてことあるごとに「フワッと試合に入って、何気なく試合に入って、何気なく進んでいってしまうのが一番恐ろしい。プレーボールと同時に『全員で行く』という気持ちは、初戦だけでなく全試合で持ってほしい」と選手たちにメッセージを送っていた。
台湾との初戦を前に、最も注目されていたのが攻撃陣の打順だ。チームにおける最強打者である
大谷翔平を・・・
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