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World Baseball Classic 2026

【WBC2026 チェコ戦】4連勝で1次ラウンドをクリア アメリカ決戦へ向けて投打ともに準備が整う

 

日本 9-0 チェコ

先発・高橋の快投を筆頭にアメリカラウンドへ向けてチームの状態を上向かせることに成功した


プランの遂行


 1次ラウンドの1位突破が決まっている中で、いかにチームの状態を上向かせながらアメリカ決戦へ向けた準備を整えるか。そのテーマをクリアする意味で上々の成果を手にすることができた。

 投手陣は盤石だった。先発の高橋宏斗は「ストレートで押していき、スプリットで打ち取る投球を実践できた」と、4回2/3を63球で無失点の好投を見せると、井端弘和監督が「プランどおり」と振り返る宮城大弥へのイニング途中でのスイッチ&回またぎ。7回からはWBC初登板となった金丸夢斗が2回5奪三振で侍投手陣の力になれることを示した。

 大谷翔平をはじめスタメン6人を入れ替えた攻撃陣は、先制点が遠い展開の中でも、不振を極める近藤健介の代役を期待されて「二番・右翼」に入った佐藤輝明に“スタメン初安打”が生まれると、足のスペシャリスト・周東佑京もスターティングラインアップに名を連ねて7回に遊撃内野安打を放ち、すかさず二盗。持ち味を発揮した。9得点のビッグイニングとなった8回。思うような打撃ができていなかった村上宗隆に生まれたグランドスラムが、指揮官が言う「いいきっかけ」になるだろうことも大きな意味を持つ。

 井端監督が「まだ投げていない投手、打席数の少ない打者に結果を出してほしい」と語っていたこの試合におけるプランは、ベストとは言わないまでも“ベター”な形で実行され、一戦必勝の準々決勝に向けた準備は着実に前へ進んだ。

■3/10(火)@東京ドーム
■観客数=42,340人 ■試合時間=2時間36分

[チ]サトリア、●コバラ、ノバク、ジョンソン、チャプカ-チェルベンカ
[日]高橋宏斗、宮城大弥、◯金丸夢斗、北山亘基-中村悠平
[本]周東佑京1号[日/8回裏3ラン]、村上宗隆1号[日/8回裏満塁]


【戦評】長い我慢を経て後半勝負を制した。日本は7回まで7安打無得点と、好機はつくるも要所で攻めあぐねる展開。8回、一死一塁で途中出場の若月が二塁打を放ち、相手の守備の乱れる間に待望の先制点を挙げる。ここで打線に火がつき、周東の3ラン、牧の押し出し四球に続き村上の満塁弾も飛び出し、この回一挙9得点。投げては先発・高橋が4回2/3を被安打2、リリーフ3投手は被安打ゼロと完璧な継投。全勝で準々決勝へ弾みをつけた。
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