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【関西学生野球】近大・川口蒼旺が持つスラッガーとしての可能性 1年生四番のインパクト

 

大学野球界は4月上旬に開幕した春のリーグ戦が中盤戦だ。優勝校は全日本大学選手権に駒を進めるが、頂点を目指す関西学生リーグの注目選手を取り上げる。
取材・文・写真=小中翔太

50メートル走5秒9。高い潜在能力を武器に、関西学生でアピールしている


高校日本代表で存在感


 多くの選手をプロに送り出している近大に1年生の四番打者が誕生した。希代のスラッガー・佐藤輝明(阪神)でさえ1年春は五番だった。入学直後に主軸を打つというのは光元一洋監督が記憶を辿っても「ないかもしれない」と明かす。光元監督は現役時代に二岡智宏(元巨人、現ジェイプロジェクト監督)と三遊間を組んでいた経歴の持ち主で、就任前には10年近くヘッドコーチを務めていた。母校・近大に長く関わっているだけに、信憑性は高い。上級生にケガ人が出たための抜擢というチーム事情があるにせよ、オープン戦で結果を残し、チャンスをつかみ取ったのは紛れもない事実である。川口蒼旺が大役を任された。

 川口が高校でベンチ入りしたのは3年春から。「周りもみんなレベルが高くて、最初はついていけてなかったんですけど、徐々に慣れていき、力もついていったという感じです」。

 どちらかと言えば・・・

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