週刊ベースボールONLINE

侍ジャパンNEWS

【侍JAPAN NEWS】井端弘和監督の退任を正式発表

 

井端弘和監督[写真=Getty Images]


 一つの区切りを迎えた。日本野球機構(NPB)は4月20日、侍ジャパントップチームの井端弘和監督が契約満了にともない、退任することを正式発表した。

 井端監督は選手時代に北京五輪のアジア予選や第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場。2017年に侍ジャパンのコーチに就任すると、19年のプレミア12や21年に開催された東京五輪に携わった。

 満を持して23年9月に監督へ就任すると、同11月に開催された若手主体のアジアプロ野球チャンピオンシップ(APBC)で優勝。24年3月の欧州代表との強化試合では金丸夢斗(関大、現中日)、宗山塁(明大、現楽天)ら当時の大学生4人を抜てき。準優勝に終わった11月のプレミア12でも若手の登用を進めるなど、以降も26年のWBCでの連覇を目指しながら、その先も見据えて積極的に若手を起用していった。

 同時にトップチームの監督を務めながらU-15日本代表の監督も兼任。24年に開催されたU-15ワールドカップで初優勝を飾るなど、アンダー世代の育成と競技人口の拡大にも尽力してきた。

 3月の第6回WBCに向けてはNPB球団とはもちろん、MLBの各チームともコミュニケーションを重ね、日本人メジャー・リーガーの招集に向けて準備を徹底。過去最多となる8人のMLB勢の参戦にこぎ着けた。準々決勝でベネズエラに敗れて初となるベスト8敗退という結果に終わったものの、侍ジャパンが掲げる「プロ・アマの結束」「すべての世代が世界最強を目指す」という理念を体現。大きな財産を残したことは間違いない。

 NPBは「次期監督は決まり次第、発表する」としているが、これから侍ジャパン強化委員会による次期監督の選考が本格化していく。今秋には3連覇を目指すAPBCが控えており、27年にはプレミア12が待っている。プレミア12はアジア最上位となれば28年のロサンゼルス五輪の出場が決まる大切な大会となり、29年または30年開催と言われている第7回WBCへと続いていく。

 侍ジャパンがどんな体制で新たなスタートを切ることになるのか、次の指揮官が誰になるのかに注目が集まる。(※情報は4月25日時点)

井端監督コメント


「まず、これまで関わってくださった選手、スタッフの皆さん、NPB12球団やアマチュア関係団体の皆さまには、さまざまな面で支えていただき感謝の気持ちでいっぱいです。日本代表を通じて一人の野球人として多くのことを学ばせていただきました。WBCでは思うような結果を残せず、皆さんの期待に応えられませんでしたが、選手たちは強豪国相手に精いっぱい戦ってくれました。勝たせることができなかったのは私の責任です。私は退任となりますが、今後もプレミア12、オリンピック、WBCと国際大会が控えています。侍ジャパンには日本野球発展のためにも、引き続き挑戦を続けてもらいたいと思います。私も日本野球発展のために、自分ができる活動を続けてまいります。最後に応援してくださったファンの皆さま、本当にありがとうございました。侍ジャパン、日本球界への温かい応援を今後ともお願いします」

■井端ジャパンの歩み
HOT TOPICS

HOT TOPICS

球界の気になる動きを週刊ベースボール編集部がピックアップ。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング