
5月22日からの巨人3連戦に一番でスタメン出場した立石は力強い打撃を見せ、3タテに貢献した[写真=兼村竜介]
胸の高ぶりを静めながら打席で集中力を高めた。5月22日の巨人戦、敵地・東京ドームで初めて伝統の一戦に臨んだ
阪神のドラフト1位新人・
立石正広が一番・左翼でスタメン出場。初回の第1打席で
井上温大の内角低め直球にバットを振り抜くと左翼フェンス直撃の二塁打に。
森下翔太の先制中前適時打を呼び込む一打となった。3回の第2打席は先頭で中前打、4回の第3打席でも魅せた。一死二、三塁から内角高め直球を左前にはじき返す適時打となった。「早くチャンスで打点を挙げたいと思っていたので良かったです」。3安打1打点で7対4の勝利に貢献。伝統の一戦に「こういういろんなお客さんがいる前でプレーすることを夢見てきたので、まず第一歩としてプレーできてうれしかったです」と笑顔を見せた。
翌日も2安打2打点で勝利への原動力となると、24日の3戦目では待望の一発が飛び出した。1点を先制した5回、二死一塁で
竹丸和幸の外角高め直球を強振。右翼席に飛び込むプロ初本塁打となった。「ランナーがいて1本長打が欲しい場面でしたので。強いスイングをしようと思っていました」と会心の表情を浮かべた立石。「この1本で終わらずに、試合を重ねていくなかで増えていけばいいと思います」と量産を誓った。
1月の新人合同自主トレから度重なるケガがあり、一軍昇格を果たしたのは5月19日。同日の
中日戦(倉敷)でプロ初安打をマークし、24日までに5試合で打率.409。チームも5連勝で首位を奪還した。頼もしい虎の新人が、チームの勢いを加速させていく。