
5月29日のDeNA戦[ベルーナ]は13対4と完勝。お立ち台には古巣相手に2安打1打点の桑原[左]、7年ぶり交流戦勝利の高橋光成が上がった[写真=大泉謙也]
セ・リーグとの戦いでも勢いは止まらない。5月に入って14勝5敗と大きく勝ち越し、パ・リーグで2018年以来の首位に立った
西武。強さは本物だ。交流戦でも横綱相撲を展開している。開幕カードの相手は
ヤクルト。26日、神宮での初戦は延長の末、2対1の勝利をつかむと翌日の2戦目も延長戦へ。11回の無死満塁のチャンスで勝ち越せなかったが、リリーフ陣が踏ん張り引き分けに。すると3戦目は強力打線が目覚め、8対0とヤクルトを寄せ付けなかった。
29日からは本拠地・ベルーナでDeNAとの3連戦に臨むと初戦から打線が爆発。
カナリオ、
ネビン、
古賀悠斗に一発が飛び出すなど先発全員16安打で13得点とDeNA投手陣を粉砕した。この勝利で22年8月30日以来の貯金10。さらに18年以来の両リーグ30勝一番乗りを果たした。2戦目は6対0と完勝し、引き分けを挟んで6連勝。交流戦でも首位に躍り出た(3戦目は0対6で敗れ2位に転落)。
交流戦のホームゲームでは球団史上初の全身黒を基調とした『Lions Black Modeユニフォーム』を着用している。百獣の王ライオンの世界において、漆黒のたてがみは数々の激闘をくぐり抜け、圧倒的な生命力と力強さを誇る真の王者だけに宿る「絶対的な強さの証し」。同ユニフォームは戦いに勝ち続けることで黒くなる獅子のたてがみを表現したデザインだが、まさにコンセプトを体現している。「雰囲気が締まってカッコいいと思う」(
桑原将志)と選手からの評判も上々だ。交流戦初優勝へ、黒獅子がセ・リーグ球団を蹴散らしていく。