第75回全日本大学野球選手権記念大会は6月8日、神宮球場と東京ドームで開幕する。関西学生野球連盟代表は31年ぶり出場の関大だ。23年秋以来のリーグ制覇だが、春に限ると1995年以来だった。プロ注目左腕・米沢友翔(4年・金沢高)を擁し、1972年以来の頂点を狙っている。 取材・文・写真=沢井史 
優勝祝賀会兼全日本大学選手権壮行会であいさつするのは森内大奈主将。写真左から米沢友翔投手、澤村凪人内野手[2年・三重高]、森内主将、中村莞爾副将[4年・興國高]、笠井康生捕手[4年・社高]
あらためて応援団に感謝
31年ぶりに春季リーグ戦を制した関大が5月30日、6月8日に開幕する全日本大学選手権を前に千里山キャンパス内で優勝報告と壮行会を行った。会には205人の野球部員や応援団のほかに、同校OBの
岩田稔氏(元
阪神)ら50人以上が出席。冒頭で小田洋一監督は「優勝できて、あらためてホッとしたというのが正直な気持ちです。チームが弱いときもOB、OGの方々からは本当に温かいご声援をいただき、勇気づけられました。連日の試合で声援を下さった応援団の方々にもあらためて感謝を申し上げます」と述べた。
続いて森内大奈主将(4年・福井工大福井高)、そしてリーグ戦で最優秀選手に輝いたエース・米沢友翔投手(4年・金沢高)らも紹介され、会場内は大きな拍手に包まれた。前監督でOB会長でもある早瀬万豊氏の乾杯の音頭で会の幕が開き、多くのOBが現役選手と会話しながらリーグ戦の健闘をたたえていた。
今春、躍動を見せたプロ注目左腕・米沢は「OBの方々にこうした会を開いていただいて、あらためて優勝できたんだなという実感が湧きました。こうして支えてくださった方々に感謝の意を表すのは全国大会での結果しかないと思っているので、恩返しができたらと思います」と述べた。小田監督は4勝、防御率1.31の米沢の投球を、あらためてたたえた。
「米沢はこれまでケガが多く、リーグ戦の経験が少なかったので、大一番の試合になると結果を残せるのか、そのあたりの心配はありました。(NPBスカウトも含め)たくさんの方に注目される試合もある中、普通なら力んで打たれてしまうこともあるはずが、大一番の試合で力を発揮できたことがとても大きかったです」
神宮を知る最後の世代
今春の優勝の原動力は米沢、そしてリーグ戦後半で急成長を見せた来年のドラフト候補とされている190cmの大型左腕・
百合澤飛(3年・開星高)ら投手陣の快投を挙げる中で・・・
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