
入団会見で「98」の背番号が入ったユニフォームを披露した[写真=兼村竜介]
伝統球団で1年半ぶりの日本球界復帰を決断した。
巨人は6月17日に
小笠原慎之介と契約合意したことを発表。NPB通算46勝の左腕は、2024年オフにポスティング制度を利用して
中日からナショナルズへ移籍し、昨季は2度の先発を含めた23試合に登板したものの、今季はメジャーでの登板はなくマイナー生活を余儀なくされていた。契約は27年の来季まで、推定年俸は1億8000万円となる。
翌18日に東京ドームで入団会見に臨み、「2年くらい
大勢の人に囲まれることはなかったので、緊張している」と明かすと、「1日でも早く東京ドームのマウンドに立って、チームのひとつのピースとして期待に応えるパフォーマンスをしたい」と意気込みを口にした。
複数の国内球団が獲得に向けて動いていたと言われるが、中日時代の同僚である
R.マルティネス、同じく投手コーチだった
友利結(デニー友利)チーフ国際スカウト、東海大相模高の先輩である
大城卓三の存在を挙げながら、「ジャイアンツの熱意がとても熱かったのが一番」と決断の理由を語った。
背番号は「98」に決定。「これまでずっと10番台を着けてきたが、一度は大きな番号を着けてやってみようと。自分の中でも新たなチャレンジだし、98番は僕の中でも特別な番号でもあるので、選ばせてもらった」と思いを明かした。「98」は中日時代に慕っていた先輩であり、21年に27歳の若さで死去した
木下雄介氏が背負っていた番号でもある。
同席した
水野雄仁編成本部長が「後半戦に向けて厳しい戦いが続く中で、先発の一角としてやってもらえれば最高」と語ったように、エース格の
山崎伊織は右肩のコンディション不良で一軍登板がなく、新人の
竹丸和幸やベテランの
田中将大、
則本昂大などには休養を与えながらの登板が続いている状況で、先発陣の増強は球団の補強ポイントでもあった。
2年ぶりのV奪回、14年ぶりの日本一へ向け、またとないピースが加わった。
PROFILE おがさわら・しんのすけ●1997年10月8日生まれ。神奈川県出身。180cm93kg。左投左打。[甲]東海大相模高-中日16[1]-ナショナルズ25-巨人26途。