今夏の甲子園(第108回全国高校野球選手権大会)から、高校野球でビデオ検証が導入される。日本高野連はスムーズな試合運営と実際の動きを確認するため6月28日、阪神甲子園球場でビデオ検証オペレーション練習会を実施した。全国49地区の地方大会を勝ち上がった代表校が出場する全国大会は、8月5日に開幕する。 取材・文=小中翔太 写真=早浪章弘 
当該プレーについて監督は伝令を使って球審にビデオ検証を求め、球審は他の審判員を集めて対象となる判定かを確認
検証結果は場内アナウンス
ビデオ検証は数年前から議論されていた制度で、日本高野連の関係者はプロ野球や今年6月に開催された全日本大学選手権を視察し、準備を進めていた。
対象となるのはホームランまたはエンタイトルツーベースの可能性がある打球、キャッチかノーキャッチか、フェアかファウルか、フォースプレイやタッグプレイのアウトかセーフかなど。逆にボーク、走塁妨害、守備妨害、塁審より前の打球などは対象とはならない。各チームは9イニングで1回のビデオ検証を求めることができ、判定が変わった場合はもう1回、要求できる(延長回に入った場合は、9イニングまでの回数にかかわらず、1回のみ)。ビデオ検証の要求から試合再開までの流れはこうだ。
プレーがひと段落した後、監督は速やかに伝令を使って球審にビデオ検証を求める。球審は他の審判員を集めてビデオ検証の対象となる判定かどうかを確認する。球審が片手でヘルメットに触れてビデオ検証担当者(審判幹事と2人の控え審判員の計3人)にビデオ検証実施を伝える。検証映像は・・・
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