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ペナントレース熱戦FOCUS 2026

ヤクルト・外国人投手のみの継投でノーノー達成 プロ野球史上初の快挙!

 

来日初勝利を挙げたウォルターズ[左]と記念撮影をする池山監督


 連敗を止める1勝は、歴史に残る快投でつかみ取った。7月9日の広島戦(マツダ広島)でウォルターズ、リランソキハダの3投手が一人の安打も許さず、継投によるノーヒットノーランを達成した。継投でのノーノーは2021年8月15日にソフトバンク日本ハム戦で達成して以来、史上6度目で、球団では初の記録となった。さらに、外国人投手だけによる継投での達成はプロ野球史上初の快挙である。

 救世主となったのは、先発出場したウォルターズだ。昨季は中日でプレーし、今季からヤクルトへ加入。4、5月に2度先発するも0勝2敗と振るわず、以降は二軍で再調整を続けてきた。しかし、約2カ月ぶりの先発登板となったこの日、初回から力強い直球を軸にテンポ良くアウトを重ね、走者を背負ったのは四死球と失策による出塁のみ。7回を投げ無安打7奪三振2四死球、無失点の好投で来日初勝利を手にした。

今季3度目の先発で7回を投げ無安打無失点に抑えたウォルターズ


 8回を託されたリランソは150キロを超える直球を武器に打者を押し込み、危なげなく三者凡退に抑えバトンをつないだ。

8回に登板したリランソ。三者凡退でバトンをつないだ


 続く9回には守護神のキハダが登板。2四球と犠打などで二死二、三塁のピンチを背負うも最後は空振り三振に仕留め、無安打リレーを完成させた。

9回にマウンドへ上がったキハダが試合を締め、助っ人投手での初のノーノー継投を達成させた


 ウォルターズは「野球をやっていて、すごく心地よい2人と記録をつくれたことがうれしい」と喜んだ。池山隆寛監督は早めの継投も考えていたと話し、「なかなかあそこも1本出てくれたら、継投しやすかったというか、替え時もね(笑)。まだ1本もヒットが出ていなかったので。まあ信頼して(リランソ、キハダに)投げてもらって良かったなと」と安堵(あんど)の表情を浮かべていた。

 今季77試合目で二度目の6連敗の直後に飛び出した快挙。昨季は最下位に沈むも、7月12日時点で3位と巻き返しを見せているチームだけに、この1勝を首位再浮上への足掛かりにしたい。

写真=井沢雄一郎
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