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ペナントレース熱戦FOCUS 2026

阪神が首位攻防戦で巨人を3タテ 理想的な形で2位と3ゲーム差になるも...

 

3試合で4本塁打を放った四番・佐藤輝。三番の森下も3本塁打と大事な決戦で力を発揮した


 8月13日、木曜日の3連戦終了後、誰もが「阪神連覇」を確信したに違いない。前年の優勝チームとしてまさに横綱相撲を見せつけた3試合となった。8月11日から東京ドームでの巨人対阪神戦は、同率首位で並ぶ2チームが、ペナントレースの行方を占う大事な「真夏の天王山」でもあった。

 戦前の予想は五分という見方もあった。しかし11日の初戦で阪神は、巨人先発・山崎伊織から3回表に近本光司森下翔太がソロ本塁打を放ち、さらに6回表にも4点を奪うなど攻略。結局9対1で阪神が大勝した。

 2戦目はともに防御率1点台、2ケタ勝利をマークしている阪神・高橋遥人、巨人・井上温大の投げ合いが期待されたが、2対0の3回表に森下、佐藤輝明の三、四番が井上から連続本塁打を放つなど2点を追加し、計5対1で勝ち切った。

 3戦目は阪神・下村海翔、巨人・西舘勇陽と2024年ドライチ同士の投げ合いも、阪神は1点リードされた6回表に坂本誠志郎が逆転2ランを放ち、西舘を攻略。そのまま3対2で逃げ切り、巨人をスイープ(3連勝)して3ゲーム差の単独首位に立った。

3戦目は逆転で勝利し、歓喜の輪でハイタッチをする阪神ナイン。3連勝で単独首位に立った


 この3連戦で森下、佐藤輝の主砲がそれぞれ3本塁打と4本塁打を放つなど打線が機能した。要因として先発の村上頌樹が8回1失点、高橋が6回1失点、下村が5回2失点とそれぞれ本塁打のみの失点に抑え、試合をつくったことで打線がいい流れに乗れたとも言える。

 加えて若きリリーフ陣、木下里都工藤泰成が完璧な投球で勝利の方程式を作り上げての3連勝。投打がかみ合った内容だったため、誰もがこのまま優勝へ加速すると予想できる内容だった。

 しかし翌朝、広島へ約900キロ、新幹線なら約4時間を要しての大移動を敢行。現在、甲子園大会のため長期ロード中で移動の疲れもあるのか、最下位・広島との3連戦で2敗を喫し、2位巨人とは2ゲーム差にとどまっている。やはり最終決戦、真の天王山は9月に入ってからということになりそうだ。

写真=川口洋邦
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