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アマチュア野球CLOSE-UP【高校野球編】

【侍ジャパンU-18】目指すは10年ぶりのアジア王座 岡田龍生監督が徹底する国際大会の戦い方

 

第14回BFA U18アジア野球選手権は9月7日、台湾で開幕した。侍ジャパン高校日本代表は18人で編成。チームを指揮するのは岡田龍生監督(東洋大姫路高監督)である。チームは8月27日からの国内合宿を経て現地入り。2016年の第11回大会以来の優勝を目指している。

日本の高校野球界を代表する18人。チームスタッフを含めて一枚岩となり、アジアチャンピオンを狙う[代表撮影]


3強で金メダル争い


 8月28日に結団式が行われ、記者会見で岡田龍生監督は抱負を語った。

「過去にアジアや世界と戦う上でどういう選手が活躍しているかを考え、データを見たときに、長打があまり出ていないことが分かりました。大会データを見ても、速い投手が多く、なかなかヒットが出ていません。高校でたくさんホームランを打っている選手でも、国際大会ではなかなか長打が出ません。ヒットも少なく長打も少ないため、セーフティーバントや盗塁など細かいことに対応できる選手を選考するほうが最終的に活躍しています。スタッフとも都道府県大会を見ながら、そういったことができる選手を中心に選考しました」

 なお、主将は小野舜友、副主将は石田雄星、角谷哲人、投手キャプテンは末吉良丞が務める。

 主将・小野は意気込みを語った。

「18人がそれぞれの高校で主力選手として出ていたと思いますが、そういった選手が集まったからこそ、コミュニケーションを取りながら日本の高校生らしい細かい野球を発揮できればと思います。手堅く守備からリズムをつくって攻撃につなげ、豊富な投手陣がいるので、簡単には大量失点しないと思います。次の塁へ進めてノーヒットでも1点をもぎ取れる野球を展開していきたいです」

 副将2人も大会への決意を語る。

「自分も高校でキャプテンをやらせていただいたので、キャプテンが背負う重圧は分かっているつもりです。小野だけに背負わせず、自分が筆頭となってサポートしたい」(石田)

「自分もキャプテンをしていて、こういうときにこうしてほしいという思いがあったので、それをこのチームでもできるようにしてキャプテンを支えたいです。技術はみんな高いので、メンタル面で全員がコミュニケーションを取りたいです」(角谷)

 投手キャプテンの末吉は昨年、2年生で唯一、代表チームを経験した。地元・沖縄で開催されたU-18W杯では、銀メダルを獲得している。

「下級生ながら参加した中で、日本の選手たちは海外の選手に対して体格で劣る部分はありますが、それでも技術である程度、世界に通用するということを強く感じました。ピッチクロックの導入や試合前の過ごし方などがとても重要になると思うので、そういった準備の大切さをチーム全体に伝えていきたいと思います」

 また、今大会は専属アナリストを派遣する。データ分析を担当する寒野雄太(筑波大大学院2年)は言う。

「選手自身の感覚が優れていると思うので、それを邪魔しないようにすることが、最低限意識していることです。初見の相手が多くなると思うので、しっかり準備できるような情報を提供できたらと思っています」

 オープニングラウンドで3試合(日本はグループA、香港、スリランカ、フィリピンと対戦)を戦い、グループB1、2位とのスーパーラウンドを経て、決勝、3位決定戦に臨む。グループBにはライバルの台湾、韓国が入っており、3チームによる金メダル争いが予想される。

侍ジャパン高校日本代表名鑑


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