阪神の8回を任される絶対的なセットアッパーです。シーズン前半にコンディション不良で登板のない時期もありましたが、それを乗り越えて東京2020オリンピックでも貴重な中継ぎ左腕として金メダル獲得に貢献しました。阪神でも抑えのスアレスとともにチームの強みになっています。 【ポイント】股関節の柔軟性
岩崎選手の最大の特徴は股関節の柔軟性、柔らかさです。ステップした写真[10]を見てください。まず、ステップ幅が広いですよね。一般的に6歩が平均と言われる中で、6歩半~7歩はあるように思います。ただステップ幅が広いだけではなく、股関節の角度が180度に近いくらい開いています。130度以上が良い投手の条件と言われる中、それをはるかに超えています。股関節の角度は別にして、普通、ここまでステップ幅を広く取ると、軸足(左足)からステップしたほうの足(右足)へのシフトチェンジが難しくなるのですが、写真[10]~写真[12]のようにスムーズ。お腹の右側が右足ももにつくくらい深くステップしながら、左股関節から右股関節へと重心を移動させていきます。柔軟性と強さがなければできない動きです。
広いステップ幅、そして・・・
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