今季から木材の違う2本のバットを併用するも、こだわりは「振り抜きやすさ」だ。プロ入りから同じ形状のバットを愛用し、打席に立ち続けている。 取材・文=鶴田成秀、写真=太田裕史、BBM 振り抜きやすさ重視で木材の違う2本を愛用

木材はプロ入りから変わらず使用している『メイプル』[下]を使用。さらに今季は『青ダモ』[上]も併用し始めた
右へ、左へ、巧みに打ち分ける。巧みなバットコントロールを誇る
安達了一の存在は、チームに欠かせない。7月9日の
西武戦[西武プリンス]から同12日の
日本ハム戦[京セラドーム]まで4試合連続でマルチ安打をマーク。三番・
糸井嘉男、四番・T-岡田の前を打つ二番打者として、ときにチャンスメーク、ときに決定打と、チームを勝利に導く一打を放っている。
だが、『バット』へのこだわりはないという。プロ入り前の上武大、東芝時代の6年間も木製バットを使用してきたが「大学、社会人のときって自分専用のバットをつくってくれるわけではなかったですから。だから、大事にしているのは(バットを)握ったときの感覚なんです。そして、振りやすいかどうか、なんですよ」と、大事にしているのは自らの“感覚”だ・・・
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