現在、盗塁王を狙える位置につけている西武のトップバッター。当然、スパイクにもこだわりがあるのかと思いきや……。盗塁と同じく、まだ進化の途中のようだ。 取材・文=小林光男、写真=川口洋邦[道具]、井田新輔 快足を誇る若獅子を支える“相棒”は進化の途中

屋内でも屋外でも生地はメッシュ。ただ、屋外で最初から雨模様のときはエナメルの生地のスパイクを使用することも2当初から歯の数は減らした
そのスピードは群を抜いている。50メートル5秒7の快足を買われて2013年ドラフト3位で西武に入団した
金子侑司。1年目に12盗塁を数えると翌14年は21盗塁、昨年は11盗塁とダウンしたが、今年は8月28日現在、一番に定着して43盗塁をマーク。史上最年長でのタイトル獲得を狙う
オリックスの
糸井嘉男に3個差のリーグ2位と健闘している。
しかし、本人はそこまで盗塁王を意識していない。
「チームの勝利に貢献できる盗塁を少しでも決めて、その結果リーグのトップに立っていたらベストだと思います」 個人記録よりチームの勝利。そのためにも常に進化することを心掛けている。
例えば・・・
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