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上原浩治のWelcome to the show!

メジャーで投げられることが幸せ 自分自身を信じて投げていくよ

 

 前半戦が終わり、後半戦が始まった。約1カ月の離脱。正直、もったいないって感じている。悔しい思いはかなりあるけど、後悔はしていないよ。100%の力で投げての結果だし、決して力を抜いたわけじゃないからね。

 痛めた場面は、ジャイアンツ戦で、カンフーパンダってあだ名がついているサンドバルに投じた1球。次に投げたときに変な感じはあったんだけど、投げられていたから大丈夫だろうと思ったんだよなあ。そうしたら次の日のキャッチボールで、ちゃんと投げられない、肩が上がりにくい自分がいた。それでピッチングコーチ、トレーナーに正直に話をして、病院でMRIを撮ったところ影が写っていた。珍しい個所だけに慎重にやっていこう、と話がまとまりDL入りに。

 いまのケガの回復具合はいいよ。遠投もしているし、ブルペンにも入っているし、あとはマイナーで投げていくだけ(現地時間14日に1回無失点)。自分の立場は試合を左右するようなところで投げてないけれど、メジャーで投げることが大事だと思って気持ちを切らずに頑張っていこう。たしかに代わりなんて何人もいる。だから結果を出さないと危ない立場だっていうことも分かっている。常に危機感を持っているし、焦っている自分がいることも事実。

 オフからキャンプの間、ずっとトレードの話があって気持ちが落ち着かなかった。昨年は自分を必要とされてのトレード、今回の場合は、自分は要いらないんじゃないかと思うトレード話。正直きつかったあ。キャンプでは思った成績を挙げられず、シーズンは敗戦処理みたいな使われ方。でもメジャーで投げたい気持ちがずっとあるから、とにかく自分で自分を信じて言われたところで投げる。どんな結果になろうとコツコツとね。不平不満なんて誰もが持っていると思う。ただこの世界は結果がすべて。昨年プレーオフで成績を残せなかったから、いまこういう立場にいるだけ。投げられることが幸せ、メジャーで投げることが幸せ、そう思ってやらないとやってられへん。

 ケガをしている間、みんなとは別メニュー。走ることは支障がなかったから、暑いテキサスで走ったよ。ウエート・トレーニングもね。投げているみんなを横目で見ながら……。試合が始まるとベンチで応援。正直、DL入りしているんだし帰らしてくれって思ってた。勝って喜び、負けて悔しがる。試合に参加している人が味わう気持ち。チームなんだから、そういう気持ちにならないといけないんだろうけど……。後半戦は、この気持ちをずっと味わえるようにしたいよなあ。

どんな場面でも、投げられる喜びを噛みしめて……。

▲今回のケガももったいないと感じているけど、いまはとにかくメジャーで投げられることが幸せだと感じながら1日でも早い復帰を目指しているよ[写真=AP]

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