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豊田泰光のオレが許さん!

豊田泰光のオレが許さん! 『日本もアメリカも始まったが…』

 

相手が打てなさすぎるのでダルビッシュは「完全」を逃しても冷静?

 この原稿は、ダルビッシュ(レンジャーズ)が、あと1人で完全試合を逃した試合(現地4月2日、対アストロズ)を見てから書き始めました。

 1、2回で5三振。2回は3連続奪三振でしたが、3人目の打者は3球とも外角低めいっぱいのストレートで3球三振。オレは「去年のキャッチャーとは違い、今年は相性がよさそうだ。かなり勝てそう」と思いましたが、それにしても9回二死までパーフェクトとはたまげました。

 たまげたのはたまげたのですが、「これでいいのかなあ」と少し寂しさも感じました。メジャーの打者がこれほど無気力で技術もないなんて、あっちゃいかんことでしょう。メジャーで去年は完全試合が3つもあったそうですが(史上初)、なんかオレの知ってる大リーグとは違っちゃってるんですよねえ。

 どうもね、日本で「大リーグ」という表現が「メジャー」という表現に取って代わられたあたりから・・・

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豊田泰光の“オレが許さん”

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