23年ぶりのV奪回が遠のいた瞬間、マウンドにいたのは中田廉だった。9月17日の巨人戦(マツダ広島)は打ち合いとなり、1点リードのまま8回表に突入。ここで中田が伏兵大田に逆転2ランを献上し、カープは力尽きた。首位巨人とのゲーム差が6まで広がり、この時点で逆転優勝は絶望的となった。ただ、誰が中田を責めることがで…