大台を手前にしたシーズンを迎えて身が引き締まる思いがした。今年4月に39歳になる
福留孝介にとっては、新たなチャレンジの年でもある。「この先、40歳で現役でいるということは難しいことでもあります。今できることを精いっぱいやるしかないと思います」
昨季は夏場に右手中指を負傷し、その後も右太もも痛に悩まされた。140試合出場に終わって「納得していない」と言うように、今シーズンは全試合出場にこだわっていく。
阪神で39歳以上の全試合出場は、現役だった金本監督が42歳のシーズンまで続けた例があるだけで、福留にとってそれを目標にしたシーズンになる。本人は「今から休みながらゲームに出るというつもりはないです。試合には出られるだけ出たい」とあくまでも万全を尽くすつもりだ。
ただ、それは��チームのため��が前提。記録へのこだわりではない。日米通算2000安打まであと67本も、ベテランは「意識はしていない。2000本を打つためにやっているわけではないから」ときっぱり。「目標はチームが勝つことです。そこはブレてはいけないと思っています」
金本監督は福留、鳥谷、ゴメスについてはレギュラーとして考えていると明言。それを受けて「そう言ってもらえるのはうれしい。自覚を持って、プレッシャーを感じながらプレーしないと」と気合を入れ直す。
昨シーズンは攻守に衰えのないところを幾度となく証明してきた。ここから歳を重ねるたびに1年1年、自分との闘いが待っている。福留が「結果を出していくしかない」と再び走りだした。