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プレー、精神面でチームリーダーとなった丸
セ・リーグMVP最有力候補の
丸佳浩。今季の推定年俸1億4000万円からの大幅増は確実だ。
リーグ連覇に大きく貢献した今季は全143試合に出場。打率.308、自己最多の23本塁打、92打点をマークした。2013年の盗塁王以来となる最多安打のタイトルを獲得。6月16日の
ソフトバンク戦(マツダ
広島)では自身初の3打席連続本塁打を放つなど長打力も年々アップしている。
6月は21試合で打率.402、6本塁打22打点で自身初の月間MVPも獲得した。
「良いときも悪いときも、普通にやることをやれたかな」と、淡々。
三番打者として申し分ない活躍にも、精神面で波なく過ごしたシーズンを自己評価した。
勝負強さで打線を支えた。同学年の一番・
田中広輔、二番・
菊池涼介が小技を絡めてチャンスメーク。得点圏で打席に立つと、丸が決めた。負傷離脱するまで四番を打っていた
鈴木誠也が「丸さんに助けてもらった」と語るように、若き主砲の負担を軽減。得点圏打率は.318で66打点。チームの先制点になる打点も多く、試合の主導権を握る重要な役割を担った。一方でチームでは田中に次ぐ2位の83四球を選ぶなど、選球眼も健在だった。
プレー以外でも重要な役割を果たした。菊池らとともに、連敗していても明るさを忘れず、チームの先頭に立って引っ張った。
広島になくてはならない存在は、順調にいけば18年シーズンに国内FAの資格取得条件を満たす。契約更改にも注目が集まる。
写真=BBM