
万全な態勢でグラウンドへ戻りたい
野手最年長はプロ13年目となる38歳の
渡辺直人。ただ、野手で最も長いキャリアを誇るのは18年目の
今江年晶内野手だ。
昨季は127試合に出場し、打率.276、10本塁打と不本意な成績に終わった。巻き返しを狙う今季は、1月18日に沖縄県内で自主トレを公開した。これも決意表明なのだろう。35歳は三塁でのみ、ノックを受け続けた。
「三塁にこだわりはありますけど、チーム事情とかもあるので。ライバルはいっぱいいるし、その中で勝ち抜いて、サードを守って1年間出るのが目標」と噴き出る汗をぬぐった。
18年目で初めて、下からの突き上げを実感している。心を揺さぶってくる1人が、高卒6年目、23歳の
内田靖人だ。35歳は一回りも年下の相手に挑戦状をたたきつけた。「よく若手が出てくれば、突き上げられると言われる。その感覚を今まであまり経験したことはなかったですけど、感じるようになった。本当にいい刺激になってます」。
「守備もバッティングもそうですし、18年目にして、初めてというくらい自分の中で感触と自信がある。すごくやれそうな感覚はある」と闘志をみなぎらせていた。だが、アクシデントは突然襲ってきた。キャンプイン直前に右目の異常を訴え、診断の結果は右眼球中心性しょう液性脈絡網膜症。キャンプ参加は見送りとなった。復帰時期は回復具合を見ながら、とのこと。今は「背番号8」の復活を静かに待つしかない。
写真=BBM