
開幕から好調をキープして首位打者を快走。盗塁数もリーグトップと足でも魅せる
攻守走でチームをけん引し続けている
松本剛。開幕四番からスタートした打撃ではコンスタントに安打を量産し、4月終了時点で打率.418をマークした。5月に入って、やや数字は落としながらも猛烈なアピールはBIGBOSSも認めるところ。指揮官が適度に積極的休息を与えながらスタメン起用を続けていることが、何よりの証だ。
足も、すごい。盗塁数は5月17日時点で14個。シーズン序盤でキャリアハイを大きく更新した。積極的に次の塁を狙う走塁も見逃せない。4月10日の
楽天戦(札幌ドーム)では
清宮幸太郎が放った中堅フェンス直撃の二塁打で一塁から一気に生還した。中堅手が捕球しそうな体勢でもあったが、的確な判断と思い切りの良さで得点につなげた。
守備でも左翼や中堅で堅実なプレーを続ける。4月1日の
オリックス戦(京セラドーム)では中堅から補殺を記録。同21日の楽天戦(楽天生命パーク)では、左翼からファウルボールを追ってフェンスに直撃。右ヒザを痛めて数日後の2試合を欠場してしまったが、熱い気持ちがあふれ出るシーンだった。
横一線で真のレギュラーを見極めている段階のBIGBOSSも「今ね、松本君とか(レギュラーを)つかみかけている」と評価。開幕から約1カ月の頑張りで「松本君に対して(周囲の接し方も)変わってきている。ヒザが痛かったら『大丈夫か、明日DHで行くか』って、それくらいになれるんだから」。殻を破ってチャンスを生かし続けている11年目戦士が、文句なしで序盤のチームMVPだ。
写真=BBM