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松本剛との合同自主トレ参加を志願し先輩から打撃向上のヒントをつかむ
今季の目標は「全試合フルイニング出場して、チームを引っ張っていくこと」だ。早大から2017年ドラフト2位で
日本ハムに入団して今年で8年目を迎える
石井一成。出場試合数のキャリアハイはルーキーイヤーの114試合だ。遊撃手、そして二塁手をメインにプレーも、なかなか期待されたレギュラー奪取まで至っていない現状打破へ勝負のシーズンとなる。
今オフの自主トレは思い切って先輩の胸に飛び込んだ。「松本剛さんが自主トレをしている伊江島に、お邪魔します」。昨夏ごろから合同自主トレ参加をお願いしたという。「最初は人数を増やしたくないって言われたんですけど、なんとかいいですかって、お願いして。『じゃあ、お前だからいいよ』って言ってくれました」と快諾してもらった。
沖縄の伊江島で主に取り組みたいのは、やはり打撃だ。「バッティングは剛さんに聞きたい」と22年シーズンのパ・リーグ首位打者からヒントをつかみたい考え。一緒に寝泊まりして時間を過ごす中で「振る力は落とさず、コンタクト率を求めたい。そのための打ち方、待ち方とかを教わりたい」と向上させたいポイントも明確だ。
守備では正二塁手という立場を求めていく。チームも近年はレギュラーを固定できていないポジション。石井も遊撃手として入団したが、二塁手としても経験は豊富。守備力に長ける
上川畑大悟や
奈良間大己、打撃力のある
加藤豪将らとの争いになる。今年で30歳。チーム内でも引っ張る立場となる年齢に見合ったポジションを今年こそ、つかみ取る。
写真=BBM