
現役ドラフトで西武に入団。移籍1年目は中継ぎ右腕として奮闘した
現役ドラフトで今季から西武に加入した
中村祐太は、
広島では9年間主に先発として起用されていたが、昨年中継ぎに転向し、「どちらもできる」ことが大きな武器に。そして、新天地での1年目は中継ぎでの役割を与えられ、
甲斐野央の故障、
増田達至、
平井克典らこれまでリリーフ陣を牽引してきた主力投手がそろって不振という苦しいブルペン事情を救った。
9月23日現在、キャリアハイの26試合に登板しているが「僕もこんなに一軍に帯同させてもらえると思っていなかったので出来過ぎと思っています」と充実の表情を見せる。また、中継ぎ2年目を迎え、その役割に自らの適性を見出しつつあるという。
「もともと気持ちの切り替えが下手で、先発のときは打たれると『あー』ってすごく沈んじゃって、次の登板までの期間が地獄で。でも、去年中継ぎになって、最初はその部分で苦しんだのですが
中崎翔太さんや、毎日試合があるという意味では中継ぎのメンタリティーは野手に近いのかなと思ったので、
菊池涼介さんに聞いたりとかして、どんな結果でも『明日、明日』って切り替えないとダメだと言ってもらって、去年の後半ぐらいからそれがだいぶできるようになりました。野球が毎日できること、すべての試合に帯同できることも含め、今は中継ぎが好きですね」
セからパへとリーグが変わったことで、「直球の重要性をあらためて見直し、直球の強さや質の成長を感じられています。それに、西武の投手陣は良い投手がそろっているので、僕もその中で一緒にレベルアップしたい」と中村。さらに存在価値を高め、勝ちパターン入りを目指す。
写真=BBM