優勝チームのキャプテン――。岡本和真の輝かしいキャリアに、新たな栄誉が加わった。主将2年目の今季は、就任1年目の
阿部慎之助監督の下で再出発したチームを大黒柱として4年ぶりのリーグ優勝に導いた。
ただ、チームはクライマックスシリーズ・ファイナルステージで
DeNAの前に敗退。日本シリーズには進出できず、「最後、負けて終わるのはあっけないんだなって思いましたし、悔しかった」と、優勝の喜びは過去のものとした。
文字どおりの不動の四番だった。今季は
坂本勇人の三塁転向に伴い、一塁手としてスタート。シーズン途中には坂本の休養時や不在時に三塁も守り、左翼でも出場した。
ポストシーズンを含む全試合に四番で先発出場。レギュラーシーズンは打率.280、27本塁打、83打点。7年連続の30本塁打や本塁打王、打点王は逃したものの、一塁では初のベストナインに選出された。シーズン終盤に腰を痛めてプレミア12の日本代表は辞退して治療に専念。「オフの間にしっかり治すことが優先。もう一度、ケガをしない体づくりもしないといけない」と来季の開幕を見据える。
「まずは来年、連覇っていうのをまずは目指して、その次に日本一なれるように頑張りたい」と言葉にも自覚がにじむ。アメリカのメディアでは将来的なメジャー移籍の可能性が語られ、自身も思いを口にるなど、すでに日本球界を代表する存在だ。豪快な打棒で来季もチームを導いていく。
写真=BBM