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ロッテ・益田直也 節目の250セーブまで「7」/記録への挑戦

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 偉大な記録を通過点に、チームを勝利に導く。

 益田直也は、名球会入りの条件となる節目の250セーブまで残り「7」と目前に迫っている。

 ロッテ一筋13年間で積み上げてきた。2024年は44試合に登板し、1勝4敗、25セーブ、防御率2.59をマークした。一方、射程圏内でもあった250セーブ到達には届かず、「(昨年は)入りがそこを意識していたところもあった。普通にいけば達成できると思っていたが、意識し過ぎてうまくいかなかった」と、正直な思いを口にした。

 NPBの通算243セーブは、阪神藤川球児(現監督)と並ぶ5位。その上には249セーブの現オリックス平野佳寿、252セーブの大魔神こと元横浜・佐々木主浩もいるが、いずれも射程圏内だ。まずは節目の数字到達を目標に掲げ、「2025年に関しては、(250セーブまでは)あと『7』なので、うまくいけば4月には達成できる数字。何とか達成して、このプレッシャーから解放されたい」と、早期達成を誓った。

 今年も例年どおり、1月中は沖縄・石垣島で自主トレを実施する。走り込みと体幹強化、さらには可動域を広げるトレーニングも重点的に行うといい、「体幹と体の可動域を広げながら、強くする。ランニングと投球をつなげられるようにしたい」と意気込んだ。

 6年連続で20セーブ以上を挙げている鉄腕は、「今年は同じようなことはないと思う。優勝したいし、そのために頑張りたい。個人の数字でも大きな数字がある。そこをいち早く達成したい」と、闘志を燃やしている。

写真=井田新輔

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