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中日・ブライト健太 目標はスタメン出場/増えた家族のためにも

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 結婚を公表してから1年が経った。一昨年の12月に都立葛飾野高時代の同級生と、その年の6月に入籍していたことを明かした。

「もう僕の人生だけではない」と意気込んで迎える2025年は、年明けからチームの先輩である中田翔の沖縄自主トレに参加した。

「体の鍛え方もそうですし、打者としての考え方や感覚を知りたかった。自分だけではできないトレーニングをしたり、打撃でのアドバイスをもらったり、これまでの自分にはなかった感覚をつかめてきています」

 加藤竜馬、川上理偉、巨人秋広優人とともに、中田が借りた一軒家で充実の合宿生活を送った。

「僕の場合はバットの軌道が波打っていたので、そこをどうやって改善していくか。その調整方法とか、ロングティーのやり方などを教えてもらっています」

 中田からは「もっとボールの下にバットを入れる感じかな。もっと息の長い打球を打てるように」とアドバイスをもらいながら、バットを振り込む日々だった。

 昨季はプロ初本塁打を含む2本塁打を放ち、代打での打率が.320をマークしたが、定位置争いには加われなかった。

「とにかくスタートから出られる試合を増やしたい。レギュラーをとって2ケタ本塁打と打率.270というのを目標にしています」

 2021年秋のドライチも、あっという間に4年目のシーズンを迎える。「やるしかないですね」。20代後半に差しかかり、当然尻にも火が付く。家族のためにも結果を残すだけだ。

写真=BBM

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