本塁打王奪還に燃えるポランコは、意識改革に取り組んでいる。
2月22日に春季キャンプ中のチームに合流。
「合流したのがうれしくて、今年もみんなと野球をできるのがすごく楽しみ。体の状態、メンタル的にもすごくいい感じです」と順調な仕上がりであることを語った。
昨年から加入したソトとともに「ソトポラコンビ」で、昨年は2人で合計44本塁打を放ち、チームの窮地を何度も救ってきた。
オフシーズンは体づくりから取り組み直し、筋量を増やしたと言う。
「ウエートばっかりやって、プロテインも飲んで、体重をただ増やすだけじゃなく、筋肉量を増やしました。去年はセンター方向への打球がホームランになりそうで結局ならなかったことがあった。今年は体をつくったので、そういう打球をもうひと伸びさせ、ホームランになるように頑張りたい」とパワーにもこだわっていく。
例年、暖かい季節になるにつれて本塁打を量産し「夏男」の異名を持つポランコ。3月9日に行われわれた
ソフトバンクとのオープン戦(ZOZOマリン)で今季の対外試合初本塁打を記録した。
「寒さ関係なしに、こうやってホームランが出たことは、自分がやっていること、アプローチの仕方が間違ってないんだなと。そのためにオフシーズンしっかり取り組んできましたし、気候は関係なしに、毎日自分のできることを必死に取り組んでやっています」
2023年に26本塁打でパ・リーグ本塁打王を獲得した大砲は、タイトル奪還へ熱く燃えている。
写真=大泉謙也