ライバルたちに負けないシーズンにしてみせる。来田涼斗が5月3日に一軍昇格した。今春のキャンプやオープン戦で結果を残してきた22歳だが、開幕直前に下半身のコンディション不良のため、治療に専念。ファームで21試合に出場し、25安打を放ち、打率.391のハイアベレージと結果を残して一軍に帰ってきた。
昇格した5月3日の試合では八番・右翼で即先発出場するも、3打数無安打。翌4日には4打数2安打を記録するなど、アピールに成功した。
2021年にドラフト3位で入団。1年目の7月13日の
日本ハム戦(釧路)では、高卒新人で史上初となる、プロ初打席初球本塁打を記録して鮮烈なデビューを飾り、同年は23試合に出場した。22年は10試合、23年は4試合の出場にとどまったが、昨季は自身最多の54試合に出場。打率.212、2本塁打、11打点をマークし、飛躍を目指す5年目を迎えていた。
激戦の外野争いに、必死に食い込む。左翼には“天才”と称される
西川龍馬、中堅には勝負強さが光る
中川圭太に、
福田周平、さらにはドラフト1位の
麦谷祐介も参戦中。右翼には21年の本塁打王・
杉本裕太郎と、厚い層の中でレギュラー争いに挑んでいく。
「ずっと見てきているので、先輩たちのすごみはもちろん知っています。だけど、僕としては(競争に)勝たないと生き残れないので。必死に頑張るだけです」
ポテンシャルは十分。一軍の舞台で結果を残してチームの顔へ。レギュラーをつかみ取るべく、目をギラつかせている。
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