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ヤクルト・奥川恭伸 再調整で復調を待つ/本領発揮はこれからだ!

 

まずは今季初勝利へ。復調が待たれるところだ[写真=松村真行]


 納得いかない投球が続いている。星稜高から入団6年目の奥川恭伸は現在、二軍で再調整中。今季は自身初の開幕投手を任されたが、5月18日時点で5試合に登板し0勝3敗、防御率5.61と悔しさが残る成績となっている。

 スタートは順調だった。3月28日の巨人戦(東京ドーム)。大役である開幕戦のマウンドに上がると6回7安打無失点の力投。昨季のリーグ王者に堂々とした投球だった。ただ、チームはサヨナラ負けを喫し、勝ち星がつかなかった。以降は、状態が上がらず4試合連続で5失点以上。プロ入り後初めて中6日で登板した5月3日の阪神戦(甲子園)では5回1/3で10安打を浴び、5失点(自責点3)で二軍降格が決まった。

 今季は開幕戦を除く4試合で初回に失点している。高津臣吾監督はかねて「初回、(最初の)一周りをどう立ち上がっていくか、くぐり抜けていくかというのが今の課題。難しいんだろうけど、クリアにしていかないと、重い雰囲気になってしまう。本人の勝ち星にもチームの勝ち星にも影響する」と指摘。ファーム再調整については「改善してきてほしいところはいっぱいあります。細かなところでまったくできていないところもある。隙をつかれて失点を重ねていっている」と課題を克服してくることを願った。

 傾斜での投球練習を増やすなど、試行錯誤を繰り返してきた奥川。「抑えられないとか、勝てないとかいろんな課題が出てきますけど、しっかりと投げたい」と強い思いを持つだけに、復調に期待したい。
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